「リングボーイ、みんなは誰に任せてる?」
「友達に任せたいんだけど…おかしいかな?」
と疑問をお持ちのプレ花嫁さま
実際に人前式で取り入れた新郎新婦さまはどうしたのかを、立ち会ってきた司会者目線でお話します。
この記事を読んで、あなたのお悩みやギモン解決のヒントになるはず。
もくじ
リングボーイ(ガール)は誰にお願いする?
一番多いのは、やはり新郎新婦さまの姪・甥、またはご自身の娘・息子です。
気軽に頼みやすいことももちろんでしょうし、顔なじみなのでお子様と新郎新婦側「双方にとって」安心だからというのも大きな理由だと感じます。
もしものときにはおじいちゃんおばあちゃん(新郎新婦さまの親御さま)も助けてくれるのも心強いです。
身内じゃなくちゃダメなの?
身内に頼めるお子様がいない場合、ゲストのお子様におまかせする新郎新婦さまも多いです。その場合は後に波風が立たないよう、念の為にも双方のおやご様に相談しOKを頂いておくことが大切です。
お役目を任せるゲストのお子様として多いのは、
- 親友のお子様
- 上司のお子様
- リングピローを作ってくれた友人のお子様
繰り返しになりますが、いずれも普段新郎もしくは新婦と良く遊んでいたり、コミュニケーションが取れているお子様にお任せしている傾向です。
リングガール(ボーイ)に大人はおかしい?
ヨーロッパの風習で言えば、ブライズメイドという独身の成人女性がリングピローを持つお役目もあるので幼児じゃなくても問題はありません。
そうは言っても、ゲストの中には
参列ゲスト
と、違和感を持つ方もいます。
でもリングガールは大人のゲストにお願いしたい、という新郎新婦さまには以下のように提案しています。
大人がリングを持ってくる場合・登場タイミングを考える
指輪交換をする直前のタイミングで持ってきて頂くことでミスマッチ感をうすめることができます。
キリスト教式でよく見かけるのは、新郎入場シーンで登場するパターンですよね。
これにならい、人前式でも同じタイミングで入場しなくちゃダメだと思っている新郎新婦さまが結構いるのですが、
ことぶき
たしかに新郎入場シーンで大人がリングピローを持って歩いていたら…違和感を感じてしまいますね。
人前式は順番も自由に組み替えることができます。
大人がリングを持ってくる場合・別のお役目としてゲストに認識してもらう
ミスマッチ感を薄めるためにすべきことその②。
これはもう司会の仕事ですが、「リングガール」という役どころではなく「リングプレゼンター」としてご紹介することです。
そして、なぜこの方がリングプレゼンターとして選ばれたのか?
- リングピローを作ってくれた
- リングピローを貸してくれた
- 二人のキューピッド役
など、新郎新婦さまとのエピソードやご関係をコメントします。
キリスト教式だとできない、こういった紹介コメントを挟めるのが人前式のメリットの1つですね。
別のお役目として「ブライズメイド」または「メイド・オブ・オナー」、「アッシャー」または「ベストマン」をお願いする手段もありますが、人を集めないといけなくなります。
ブライズメイドですと準備することが増えてしまうので、これ以上は無理!と思う新郎新婦様には酷かもしれません。
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いっそのこと、リングガールなしでもいいの?
と、新郎新婦さまから質問されることも多いのですが、むしろリングガール(ボーイ)が登場する人前式のほうが少ないです。
プレ花嫁さん
という質問もいただきますが、あらかじめ壇上の台やテーブルに置いておくので、不自然ではありません。
逆に、(誰かの手作り・借りたものだから)リングピローやリングガールに注目してほしくて演出をなさるイメージです。
結婚情報サイトなどでは「盛り上がる」演出として書かれていることもよくありますが、私が担当ている人前式でのリングベアラー登場率は10組中4組ほどでしょうか。
リングボーイ(ガール)は誰にお願いする?大人じゃヘンなの?まとめ
さて、この記事では、リングボーイ(ガール)は誰にお願いするか?についてご紹介しました。
身内じゃないとダメ?
→多いのは姪・甥・新郎新婦さまのお子様だが、おまかせするお子様がいない場合は知り合いのお子様の場合もよくある
けど!全くの初対面だとリスクが大きい
大人じゃヘン?
→「リングガール(ボーイ)」という役割としては違和感を持つゲストもいるけれど、手段によって自然におまかせすることも可能。登場タイミング・ご紹介の仕方を工夫することで、実際にお母様・親友・中学生・高校生の「リングプレゼンター」が叶います。
リングガールなしでもOK?
→むしろリングガール(ボーイ)なしの人前式のほうが多いです。リングピローやリングボーイ・ガールにスポットを当てたい新郎新婦さまのみ行っている演出です。
