「人前式で生演奏を依頼したいけど、どんなことに気をつければいいの?」とギモンをお持ちの新郎新婦さま、
「演奏を依頼されたけど、どうすればいいか分からない…」と思っている演奏者さんのを不安を解決します。
ことぶき
それだけチェックポイントがあるのです><
どこに気をつければいいのかをまとめました。
これを知っておけば、失敗しない結婚式の生演奏が叶います。
もくじ
演奏者さんの登場タイミングを決めておく
ゲストが会場に入ってくる時から演奏をするならば、ゲストを迎える前から所定の位置につきます。
新郎新婦入場からの演奏なら、
- 開式前に司会者がゲストにきちんと演者さんをご紹介し、拍手をもらいつつ位置につく
- 拍手はもらわず、自然なタイミングでスタンバイする
を決めておきましょう。
※新郎新婦さまが決めても、司会者立会いの当日リハーサル時にご本人の希望を伺って決めてもOKです。
どのセレモニーで演奏すればいいの?
場馴れしている演奏者さまなら、どこに曲を入れるのかお任せしていますが、必ずしも全てのシーンを演奏する必要はありません。
基本の進行と、演奏について()で記してみました。
ゲストを挙式会場内にお迎え
新郎新婦入場(必須)
開式の辞(無音)
誓いの言葉(無音推奨)
指輪交換
ベールアップ&ウエディングキス
指輪披露
結婚証明書証明
結婚証明書披露
問いかけ&ゲストからの承認(無音)
結婚宣言(※)
閉式の辞(無音)
新郎新婦退場(必須)
(必須)…演奏を入れるべきセレモニー
(無音)…無音ですすめるべきセレモニー
(無音推奨)…無音のほうがいいセレモニー
なにもなし…どちらでもOK、詳しくは解説を
(※)…詳しくは解説を
演奏する曲は、ブチッと途切れた終わりにするのではなく、いつでも自然にフェードアウトできるような曲のアレンジが望ましいです。
譜面台が必要な場合は、用意できない可能性もあるので事前に確認しましょう。
ゲストお迎え時
迎賓(げいひん)、と言います。
音楽はあったほうが良いですが、無音の会場もしくはCDを流す会場もあるので必須ではありません。
演奏スタートのタイミングと注意
開式前時間を参考に、間もなくゲストが入ってきそうだな、というタイミングで演奏をはじめます。もしわからなかったら、ゲスト一人目が入ってきた時でOK。
司会者やスタッフに合図を出してもらうと安心です。
ゲストの人数によりますが、ゲスト全員が席に着くまで5分前後かかることが多いです。
1曲だけではなく、数曲をリピート演奏することでゲストが退屈せず過ごせます。
司会者がゲストに喋っている時は、音量をちょっと下げて演奏を続けましょう。
演奏を終わらせるタイミングと注意
挙式会場の扉が閉まったら、まもなく挙式スタートのため演奏を終わらせます。
扉がないガーデンや、背中を向けていて見えないこともあるでしょうから、近くにいるスタッフ(だいたいは司会者)に合図をお願いしましょう。フェードアウトのサインを共有しておくことをオススメします。
プロ司会者や場馴れした会場スタッフならゲスト演奏を経験しており、要領も分かっているはず。
新郎新婦入場(必須)
演奏必須です。ご入場シーンは、扉が開いて初めて新郎もしくは新婦をご覧になるゲストがほとんどのため、感動的なひとときになります。ぜひ演奏で華を添えてください(´∀`*)
演奏スタートのタイミングと注意
一番リスクが少なく自然なのは「新郎(新婦)のご入場です」~演奏スタート
司会者と、どのタイミングがいいか当日に共有しましょう。
新郎新婦が一緒にご入場の場合なら一曲で良いのですが、それぞれの入場の場合は新郎入場曲・新婦入場曲の二曲用意することをオススメします。
演奏を終わらせるタイミングと注意
新郎新婦一緒のご入場の場合は、壇に上がり、皆様の方を向き直り腕を組んだときです。時間:約1分30秒~3分
新郎新婦がそれぞれの入場の場合は、以下のようになります。
①新郎…扉の方を向き直ったら
時間:約30秒~1分半
※ブーケ・ブートニアセレモニーを行う場合は倍位かかります。
②新婦…エスコート役の方と新郎がバトンタッチし、新郎新婦さまが壇に上がり、皆様の方を向き直り、腕を組んだとき
時間:約2分~3分
全般に言えることですが、結婚式にアクシデントはつきもの。思ったより早く準備が整ったり、逆に時間がかかることも考えてアレンジや調整しやすい音楽をセレクトしましょう。
開式の辞(無音推奨)
司会者から、「新郎〇〇さん・新婦〇〇さんの人前結婚式を開式いたします」とアナウンスします。メリハリを付けるために、ここは音楽なしで進めることが多いです。
誓いの言葉(無音)~結婚証明書披露まで
指輪の交換~結婚証明書披露まで、全てのセレモニーごとに曲を変えて演奏すると、まとまりのない印象の式になってしまうので注意です。
ですので「指輪の交換~結婚証明書披露」までで演奏を考えている場合、一曲リピートでも、数曲リピートでも、演奏し続けるほうが綺麗にまとまります。
無音のセレモニーがあると、変な間があかないかな?とご不安な方も多いですが、司会者がセレモニー由来などのご紹介をすることもあるので、まったくの無、ではありません(´∀`*)あまり心配しなくても良い気がします。
参考までに、セレモニーごとの動きとおおよその時間をまとめました。
誓いの言葉(無音推奨)
…新郎新婦が喋るシーンですので、しっかり聞いてもらうために無音なことが多いです。
指輪交換
…新郎→新婦→新郎で交換します。時間:約1分30秒~2分
ベールアップ&ウエディングキス
…新郎新婦さまが向き合い、新郎さまがベールを上げ、キス。唇を離すまで。時間:約1分~1分30秒
指輪披露
…キス後、ゲストの方を向いて、左手同士を付け皆様に披露し、拍手をいただきます。時間:約30秒
結婚証明書署名
…新郎→新婦の順で、お名前を記入します。+母音を押したりも(ウエディングツリー)。時間:約1分~2分30秒※立会人代表署名がある場合は倍の時間
結婚証明書披露
…完成した結婚証明書をゲストに披露し、拍手をいただきます。時間:約1分
問いかけ&ゲストからの承認(無音)・結婚宣言(※)
問いかけ&ゲストからの承認(無音)
…司会者からゲストへ、おふたりの結婚を祝福をしていただけるかどうかの問いかけをし、異論がなければ拍手を頂くシーンです。
ここは無音のほうが場にメリハリが付きます。
結婚宣言(※)
…司会者の結婚宣言の後、ファンファーレのような短めの曲を入れると盛り上がることが多いです。ただし司会者のコメントや盛り上げ方にもよるので、相談してみましょう※難しいと感じたらやらないほうが無難です。
新郎新婦退場(必須)
ラストは盛大な祝福の曲を!夫婦となった後のウエディングロードを歩みます。
演奏スタートのタイミングと注意
一番自然なのは「新郎新婦のご退場です!」~演奏スタート
司会者と、どのタイミングがいいか打ち合わせをしましょう。
ゲストがご起立し、フラワーシャワーをバブルシャワーで、おふたりを祝福します。
バージンロードから名を変えた「ウエディングロード」をすすみ、挙式会場の扉外へ。
演奏を終わらせるタイミングと注意
新郎新婦さまが会場外でご一礼しながら扉が閉じることが多いです。ゲストの拍手が止んだタイミングで、フェードアウトすると自然です。入場時よりもゲストに声をかけられたり挨拶をすることも多いので、入場時より時間がかかります。時間:約1分30秒~3分
司会者からのアイコンタクトや合図が可能か、リハーサル時に依頼しておくと安心です。
避けたいのは「おめでとうございます!」キッカケを合図にしてしまうこと。
ことぶき
思わぬところで演奏スタートさせてしまう心配があるので、避けたほうが安心です
【人前式】 生演奏のタイミングって?失敗しないために知っておくべきコトまとめ
登場タイミングを決める
- ゲストにきちんと紹介して拍手をもらうか、さりげなく登場したいか、の2パターン。
どのセレモニーで演奏すればいいか?
- 必須なのは、入場&退場!
失敗しないコツ
- 演奏スタート・終わりのキッカケをスタッフや司会者と相談し決めておく
- キッカケはわかりやすいもので!
- いつでも自然に終われるような曲のアレンジを考えておく
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