こんにちは!人前式司会者ことぶきです。
さて、今回は再婚のかたによく聞かれる質問を記事にしました。
「再婚で人前式を挙げるけど、子供にも何か参加してほしい」
「ふたりより、ファミリーとしての絆を感じられる結婚式を挙げたい」
こういった思いをお持ちの新郎新婦様へ、お助けになれば幸いです。
どちらかに子供がいて再婚、新たに家族になることをステップファミリーといいます。
今このステップファミリーで人前式を挙げる方々も多く、担当させていただくこともよくあります。
お子様も一緒に参加できる演出をご紹介します。
もくじ
子供への誓いを「誓いの言葉」に入れる
難易度★★
お子様が物心がついていても、ついていなくても。
ゲストに聞き届けていただくのが人前式。
お子さんへ誓いの言葉を入れることで、おふたりの家族としての認識が深まりますね。
ゲストに誓う場合の文例
〇〇(お子様の名前)の嬉しいことは一緒に喜び、悲しいことは一緒に悲しむ。いつも〇〇のそばにいることを誓います
子供に誓う場合の文例
全てをお子様への誓いにするのではなく、一部をお子様に向けた言葉にするイメージです。
手紙を読む
難易度★★
こちらは海外で9万近くシェアされた動画です。
(新郎の連れ子さんに、新婦がお手紙を読んでいます)
https://www.facebook.com/ABCNews/videos/10156090520633812/
(出典:ABCNews)
あなたはとても特別な男の子です。とても頭が良くて、ハンサムで、他の子に優しい。あなたがいるおかげで今の私がいます。私はあなたを産んではいないけれど、神様は私にあなたという贈り物をくれました
そしてこちらも同じく、海外で感動を呼んだ動画。
(新婦の連れ子さんに、新郎が手紙を読んでいます)
https://youtu.be/SJj_qy8hQ2E?t=4m13s
(4:14~スタートしています)
僕は常に君と手をつなぎ、道路では君と一緒にスキップすることを誓います。夜になれば、君に本を読んであげることを誓います。そして本当の絆で君を包んであげたい
僕は、あなたのお母さんとの関係を通じて、男ならどんなふうに女性に接するべきかを示すことを君に誓うよ。そしてなにより僕は君を育てること、君を守ること、君を永遠に愛することを誓います
お子様の年齢や性格によっては難しいかもしれませんが、向き合って読むことで、きっとお子様の心にも響くのでは…(*^^*)
リングベアラーをお任せする
難易度★★★
おふたりの結婚指輪を運ぶお役目、いわゆるリングボーイ・リングガールを任せることです。
詳しくは
関連:リングガール(ボーイ)の人前式入場タイミングはいつ?
を御覧ください。
立会人代表として証明書へのサイン
難易度★★★
新郎新婦さまの誓いを聞き届けた証として、お子様に署名してもらうのはいかが?
その後の披露~退場までお子様と一緒に♡
立会人代表として結婚宣言をしてもらう
難易度★★★★
ゲストからの承認を受けた後、
「2人が結ばれたことを宣言します!」
「おとうさん、おかあさん、おめでとう!」
など、立会人代表として二人の近くで結婚宣言をします。
お子様の席は新郎新婦様から一番近いところのはずなので、ささっと出てきていただき、宣言!事前にお願いしておくことが必須ですが、もしこんな宣言をしてもらえたら…一生の思い出になりますね(´∀`*)
ファミリーメダリオンをふたりからプレゼントする
ファミリーメダリオンとは、アメリカで誕生したステップファミリーの絆を象徴するメダルです。
難易度★
ファミリーメダリオン®は3つが等しく集まった輪をかたどっています。2つの輪は結婚をあらわし、3つ目の輪は家族における子どもの重要性をシンボル化しています。
出典:http://www.saj-stepfamily.org/familymedallion/
私が担当した中では一組、お子様(6歳)にこのメダリオンをプレゼントした新郎新婦様がいらっしゃいました。
その場ではお子様は恥ずかしがって身につけたがりませんでしたが、今では家族で外出する時に身に着けたりと、とても大切にしているそうです(´∀`*)
日本ではまだ全くと言っていいほど普及していませんが、とても素敵なプレゼントですよね。
3つの輪をきちんと説明コメントしつつ、贈ることが必須です。
ファミリーメダリオンではなくとも、記念になりそうなプレゼントを贈っても。
【おまけ】承認宣言の表現を変えるだけで雰囲気も変わる
もし承認宣言を司会者がする場合、「ここに2人のご結婚が整いました!」ではなく、家族婚を意識した宣言を司会者に考えてもらいましょう。
例えば
「幸せに満ちたご家族が誕生したことを宣言します」
など。
こういった細かい所にも目を向けると、式の雰囲気もグッと変わってきます。
司会者によって宣言の言葉も違うので、承認宣言は、何て宣言しますか?と聞くのもありです。(むしろグイグイ聞きましょう)
子連れ再婚の人前式でできる演出【ステップファミリー】まとめ
ご紹介した演出のうちどれかを、結婚式ではなくその後の披露宴でやる方もいらっしゃいますが、ここはやはり厳かな結婚式に取り入れることをおすすめします。
花嫁の手紙同様、お子様に直接思いを伝えることのできる絶好の機会。
お子さんにとっても、パパとママの結婚式はスタートです。
ぜひあなたの担当プランナーさんと相談しつつ、検討してみてくださいね。

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