こんばんは!人前式司会者ことぶきです。
花嫁さま、結婚式の司会者はどう決めますか?
司会者を外注にしようと思うんだけど、失敗したくないな…
頼む前に「いいところ・わるいところ」をくわしく教えてくださいな
こういったお悩みにお答えします。
ことぶき
両方の立場を経験しているので、司会者目線でリアルにお伝えします。
もくじ
持ち込み司会者のメリット
- 会場専属司会者より安く済んだ
- イメージ通りの結婚式になった
- 新郎新婦さま寄りの提案ができる
1.会場専属司会者より安く済んだ
安いから質を心配する方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。
私のように会場専属と外注の兼任司会者はとても多く、質は同じだと思ってOK。
会場専属はプロじゃない、というネットの書き込みもなぜかチラホラ見受けられますが、それは間違いです。
こういう事も起こります
提携会場に「新婦新婦さまの持ち込み司会者」として入る…という不思議感覚😶
— コトブキ@結婚式司会 (@Junoque6) 2018年6月11日
とある会場の専属司会者さんが、実は外注の人気司会者さんであることだって珍しくありません。
持ち込み(外注)司会者を検討する際、注意したいのは以下の3つ。
- 会場によって持ち込み料がかかる
- 指名料がかかる場合がある
- 安すぎる司会事務所は疑ったほうがいい
持込可能な会場であることが大前提ですが、持ち込み料金がかかることもあります。
+事務所側の指名料がかかるとなると、あまりお得にならないかもしれないのでチェックしておきましょう。
安すぎる司会事務所(目安はだいたい3万以内)は管理もケアもずさんなので、避けたほうが無難です。
2.イメージ通りの司会者を選べる
会場専属司会者は、「アットホームな感じがいい」「大人な感じ」など結婚式のイメージでざっくりと指名することはできても、あとは会場にお任せ。
個人の指名ができない会場がほとんどです。(どうしても相性が合わない場合は変えてもらうこともできます)
その点、外注司会者は自分好みの方を指名できることが魅力のひとつ。
今は司会者の経験会場や動画、ブログなどもあり司会者選びの参考になる材料が揃っているので、イメージしやすいです。
自分たちが結婚する会場を経験している司会者さんであれば、より心強いですね。
3.新郎新婦さま寄りの提案ができる
プランナーさんの他にもうひとり、頼れる相談役が増えた!と思ってくださる方が多いです。
そのとおり、お悩みはバンバン伝えてくださってOK。
(ただ誤解されている方が多いですが、専属司会者も同じようにバンバン連絡してくださって大丈夫なのですよ)
会場専属司会者はどうしてもプランナーさん主導で動きますので、プランナーさんが嫌がることはできません。
(気に触ってしまったら出禁…なんてこともあり あっ誰か来た)
なのでその会場のしきたりにあった提案をし、守りに入ってしまう傾向にあるのは確かです。
ですが持ち込み司会者はそういったシガラミがありません。
これまでの経験を活かして、型にはまらない提案をすることもできます。
持ち込み司会者のデメリット
- 探す手間がかかる
- 時期が遅くなればなるほど不利になる
- 新郎新婦さまが連絡係にならなくてはいけない
1.探す手間がかかる
ただでさえ準備が忙しい中、自分たちで司会者を探さなければなりません。
ネットで検索しても沢山の事務所がありますし、特徴も違います。
その中からたった1人…思うより時間のかかる作業になるかもしれません。
なんとなくココいいな、この人いいな、と感じた事務所をさっくり絞り、連絡してみましょう。
「検討している」ことを伝え、疑問に思ったことなどを質問し、返事や反応が迅速かつ好印象なら、あなたにご縁がある事務所さんです。
2.時期が遅くなればなるほど不利になる
不利になる、というのは「選べる司会者が少なくなる」ということです。
カギとなる発注時期はズバリ、【3ヶ月より前】!
お伝えしている通り、司会者は一つの場所にとどまらず、いろいろな会場と契約し、さらに別で事務所にも籍を置いています。
報酬は一件いくら、という世界。
司会の仕事だけでご飯を食べている場合、とにかく受注しやすい体勢を作らないとならないため、両立している司会者さんのほうが多いです。
司会の仕事は先着順で決まります。
その仕事の発注がくるのが、だいたい結婚式の3ヶ月前のタイミングなのです。
特に10月、11月の繁忙期は人気司会者から埋まっていきます。
人気の方は半年前からお声がかかることもザラです。
偶然その日時空いている場合もありますが、こだわる人ほど早めに探しています。
散々探して、「この人!」だと思った司会者のスケジュールが埋まっていた…なんてことにならないよう、早めに動くことが大切です。
3.新郎新婦さまが連絡係にならなくてはいけない
会場のプランナーさんと、司会者の橋渡し役をしなくてはなりません。
その際、プランナーさんと司会者は気軽に情報を共有できる関係でもないため、共有ミスが起こる可能性もあります。
新郎新婦さまが話の中心にいないと会話が成り立たないこともあり、プランナーと司会者に同じ話を二度しなければいけない手間があります。
メールで済むことならCCで一斉送信することもできますが、連絡ミスのないようにしないといけないのが大変で面倒くさいところです。
【結婚式】持ち込み司会者のメリット・デメリット【ぶっちゃけ話あり】まとめ
持ち込み司会者のメリット・デメリット、おわかりいただけたでしょうか。
もしこれをご覧になって「持ち込み(外注)司会者ちょっとめんどくさいな…」と思えば、式場専属司会者を選択することも充分アリです。
もちろん費用は多少かさみますが、式場司会者は仲介・万が一のときのフォロー・会場と司会者との連携を考慮するとやはり安心感があります。
式場担当者に早い時点で「司会者は重要だと考えている」とイメージするものをしつこめにガンガン伝えれば、式場担当者も(この人達はちょっと失敗できないな)と司会者選びに慎重になります。
ことぶき

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